2016年6月26日日曜日

夏のはしりのスパゲッティ


里山のハイクから帰ってくると、今朝炊いたご飯がなくなっていた。育ち盛りの大豆と小豆が、あさ、ひると食べてしまったのだ。お昼はどうしよう? と思案を始めたら、キッチンの台の上に、笊に乗った野菜たちが置かれていた。茄子もピーマンも、いまは実を採る時期ではなく、樹を育てるときだ。成った実を小さいうちにもいで来たのだという。それでは小さなピーマンと不揃いの茄子で、僕のお昼のスパゲッティをこしらえよう。


野菜はざくざく切って、冷蔵庫のリーフも足してやることにした。庭の大葉もたっぷり刻もう。にんにくと唐辛子、オリーブオイルに塩だけの仕立てで、夏野菜の季節の「はしり」の贅沢。麺は1.2ミリの極細を300グラム。なあに、山から帰って来たところだ。





夏のはしりのスパゲッティ、三人前ですが、いただきます。







4 件のコメント:

  1. 春は、山の恵みを味わい、夏は畑に育てた野菜に魅了され…丁寧な仕事で料理をされていて、本当に感心してしまいます。
    実際、何の職人さんなんでしょうね…

    すみません(^_^;)またまたマダムより

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    1. こんにちはマダム・アマカザァリ。
      はい、職人です。
      実際のところは秘密ですが、人生の機微とか、生き様とか
      旅の思い出とか、そんないろいろを拵えています。
      そう、台所で下向いて、こそこそやってるだけじゃないんです。
      うふうふ。
      明日の雨予報が曇りに変わりました。
      久しぶりに稜線を歩いてこようかと企てています。

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  2. いやはやパスタが夏ですなぁ。
    3人前は食べすぎです。

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    1. 師匠。
      >3人前は
      火曜日だったか、朝飯のどんぶりが三杯だったんです。
      さすがに苦しくて胃の右側辺りに違和感感じて、不安になったんです。
      小学生の娘をバス通りまで送っていく途中、急にこみ上げて来ちゃって
      「む、むすめよ。と、父さんが急に居なくなっても
       おまえは父さんの娘だってことを、忘れないでくれ!」
      ともう支離滅裂なことを言い出してしまって、
      「ちょ、パパどうしたの?」ってなってしまったんです。
      まあ去年の入院とか思い出したんですが。

      いやあ、三杯とか三人前ってやばいすね。猛省します。

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