2015年8月9日日曜日

近ごろ眺めた、雲のこと空のこと


満ちていく夏を追いかけていると、ふと見上げる空に立ち止まることがある。

そんなに無理して走らなくても、時はお前を追い抜いたりしない、そう気付かせてくれるかのように。しかし刻一刻と変わるひかりの加減や流れる雲に、走れ、もがけと促されるようでもある。結局、僕は一瞬たりとも落ち着かないまま、呆然と空を見上げるしかないのだ。その日は、常念の南稜線から放たれたひかりが、安曇野の空を染めていた。






またある宵。空と雲の、その色彩を言語化することを僕は放棄した瞬間だ。




ある日は、鉢伏山にかかる雲が夕照に輝いていた。




強い台風が列島を揺らしていった直後。きもちのわるい雲が頭上を覆っていた。




悪魔のはらわたを透視というか造影というか、きっとこう見える。




美ヶ原と袴越山の向こうにかかる雲。春の終わりに小麦が刈られたこの畑は蕎麦の種まきを待っている。





扉峠の向こうに大きな積乱雲。霧ヶ峰から北八ヶ岳にかけてのどこかで雨だろう。





安曇野の向こうに常念山脈が眩しい。暑中お見舞い、申し上げます。



0 件のコメント:

コメントを投稿