2016年3月12日土曜日

はるをあじわう


先週、里山を歩いた帰りにふきぼこを拾う。

ふきぼこというのは、この辺りの人がフキノトウを指しての呼び名だ。「ぼこ」は日向ぼこのぼこと同じなのか違うのか、そもそも「ぼこ」とは何なのか。とにかく雪の消えた森でふきぼこをいくつかもいできた。蕗味噌にするためである。




今回はこの味噌を使う。昨年夏、シンク下にこの味噌を入れておいたらカビが出た。無添加とはそういうものである。では無添加と書かれていない味噌には何が混じるのか。恐ろしくて調べる気にもならぬ。




ボウルに味噌を大さじ山盛り四つ。これに味醂大さじ2杯を合わせ、ゆるめておく。





ふきぼこは、きれいに洗って茶色くなった所をていねいに引きちぎって、ざくざくに刻む。粗過ぎても細か過ぎてもいけない。





白ごま油を熱し、強火で一気に炒める。素揚げしてから刻む、というのもやってみたが、今年はこれでいく。






ふきぼこに火が通ったら、ゆるめておいた味噌を加える。

実は、僕は何々味噌というのを拵えるとき、味噌に火を入れないことが多い(昨年の蕗味噌がそうだった)。麹菌を活かしておいて、何年も保たせるためだ。現に、坊主が生まれた13年前の青唐辛子味噌も、残っている。

今回は、しっかり炒めて水気を飛ばす。




いい感じになった。仕上げにザラメを大さじ2杯。別に三温糖でも上白糖でもいい。軽く混ぜて溶かしておく。





また飯が捗る。

 今回の蕗味噌は火入れしてあるので十日ぐらいで食べてしまおう。と思っていたら、もうない。またふきぼこ探しに出掛けねば。



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