2014年5月2日金曜日

小女子を。

小女子を、ね。

いいのが、めずらしく手に入った。ここらで普段手に入るのは、かりかりに干し上げたやつばかりだけど、これは生干し。

 



 しかもとっても安く。ほら。


うちにはね、悪魔の晩餐にも使えるような秘密の味わいがいくつもあって、みんな僕が密かに仕込んだものだなんだけれど。



 
 



これ。庭の山椒の実を生のまま醤油漬けにしたもの。二年前の初夏、生の実をたくさん収穫、使い道に困って漬けておいたやつを冷蔵庫の奥底から....


 


もちろん、山椒の香りまとった醤油も一緒に。こいつの守備範囲の広さは半端じゃない。冷や奴、玉子掛けごはん、肉や魚の下味付け、炒め物への投下、鯉を煮るとき、蒲焼きのタレなどなど。行者にんにく漬けに使用した「行者にんにく醤油」に匹敵する破壊力、じゃない守備力。

 

炊いて煮染めて、いわゆる佃煮みたく甘辛く仕上げるのだけれど、その手前でね、こんなあっさりと味わいをまとったところで、酒の肴に。

はふはふ、はふ。レンズが湯気で曇るぐらいのはふはふをつまみながら、ぐび、ぐびっと辛口の純米酒を。

 

その間にも、鍋は弱火で、もちろん落とし蓋をしてね、ほうら、だんだんと煮詰まってきた。もうすこし水気を飛ばし切ったら完成。タッパに移して一週間ぐらい愉しめる。
 

ひひひひ。小女子をね、うひひひ。



飯が捗って困る。安曇野コシヒカリか松本産コシヒカリなんだけど、減るの早過ぎ。毎週10kg入りを買ってるような気がするけど、気のせい?





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