里山のハイクから帰ってくると、今朝炊いたご飯がなくなっていた。育ち盛りの大豆と小豆が、あさ、ひると食べてしまったのだ。お昼はどうしよう? と思案を始めたら、キッチンの台の上に、笊に乗った野菜たちが置かれていた。茄子もピーマンも、いまは実を採る時期ではなく、樹を育てるときだ。成った実を小さいうちにもいで来たのだという。それでは小さなピーマンと不揃いの茄子で、僕のお昼のスパゲッティをこしらえよう。
野菜はざくざく切って、冷蔵庫のリーフも足してやることにした。庭の大葉もたっぷり刻もう。にんにくと唐辛子、オリーブオイルに塩だけの仕立てで、夏野菜の季節の「はしり」の贅沢。麺は1.2ミリの極細を300グラム。なあに、山から帰って来たところだ。
夏のはしりのスパゲッティ、三人前ですが、いただきます。
春は、山の恵みを味わい、夏は畑に育てた野菜に魅了され…丁寧な仕事で料理をされていて、本当に感心してしまいます。
返信削除実際、何の職人さんなんでしょうね…
すみません(^_^;)またまたマダムより
こんにちはマダム・アマカザァリ。
削除はい、職人です。
実際のところは秘密ですが、人生の機微とか、生き様とか
旅の思い出とか、そんないろいろを拵えています。
そう、台所で下向いて、こそこそやってるだけじゃないんです。
うふうふ。
明日の雨予報が曇りに変わりました。
久しぶりに稜線を歩いてこようかと企てています。
いやはやパスタが夏ですなぁ。
返信削除3人前は食べすぎです。
師匠。
削除>3人前は
火曜日だったか、朝飯のどんぶりが三杯だったんです。
さすがに苦しくて胃の右側辺りに違和感感じて、不安になったんです。
小学生の娘をバス通りまで送っていく途中、急にこみ上げて来ちゃって
「む、むすめよ。と、父さんが急に居なくなっても
おまえは父さんの娘だってことを、忘れないでくれ!」
ともう支離滅裂なことを言い出してしまって、
「ちょ、パパどうしたの?」ってなってしまったんです。
まあ去年の入院とか思い出したんですが。
いやあ、三杯とか三人前ってやばいすね。猛省します。